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アメリカァショウグゥァチ

Log Days…
裏のオジイを訪ねる日が4日ほど開いていた。

昨日は節分なこともあり、その間を埋めるべく…。
オジイ夫婦と一緒に”太巻き”を食べようと、いそいそと出かけた。
とは言っても、3段ほど積んだブロック塀をまたぎ、庭を突っ切るだけなのだが…。

オジイもオバァは来年90歳と88歳。
当然だが、沖縄の旧暦行事には一から十まで詳しい。
移住者のワタシは、半ば強制的な教えを乞うことも多いのだが…。

オジイもオバァも、”太巻き”をこの日に喰うことなど皆目知らなかったのは当たり前な訳で…。
節分の本土風の慣わしとか、”恵方巻”という可笑しな習慣も面白おかし気に説明した。

その間オバァは、興味深そうにワタシの話を聞いてくれていた。
しかし一方のオジイと言えば、時折頷いて理解した風にはするのだが…。
何か怪しげにも見えた。

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ともかく3人揃って…。
アルミサッシの網戸越に見える、なぜか1個だけになったゴーヤーの棚がある”南南東”の方角に正座した。
ワタシの合図で口に頬張り…。
オバァは、一度、喉に詰まらせそうになったが全員無事に黙りこくって食べた。

口に残った米粒をサンピン茶で喉に流し込みホッとした…。

その直後だった。

オィ〇〇(ワタシの俗な呼び名)「アメリカァショウグゥァチ」を知ってるか?。
オジィが口にしたまさかの質問に…。
ワタシは咄嗟に、いい加減なウチナーグチを並べ立てた。
「アギャ、知ランサー、初めてチチュン」…。

オジィの説明によれば…。
統治時代の話で、クリスマス・イヴつまり12月24日から新年明けるまでは軍はもちろん働くものは一人もいなかった。
この期間を「アメリカ正月」と称したそうだ。

しかしワタシの節分の下りから恵方巻を喰い終わるまでの間、上の空…。
オジィは、全く違うことを思っていた。
何故、節分の話題からアメリカァショウグゥァチを連想するのやら…?
それとも、ワタシの顔を見た瞬間から、つまり節分のことなどどうでも良く、アメリカァショウグゥァチをお教えたかったのか?
それはオジィ独特の世界観なのであり、謎である。

※なお、「アメリカァショウグゥァチ」はオジィから聞き取れた口語を極めて忠実に文語で現わしたものです。

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