壁飾りの災難

Log Days…
トライク・・・。
3つの車輪が車両中心軸に対して左右対称な二等辺三角形に配置されたオートバイ。
”タイヤ3本のバイク”である。

オイラのは排気量250ccなので登録は「側車付軽二輪」で車検は不要。
一般道での最高速度は60 km/h。高速道路では80 km/h・・・これ以上で走ると捕まる。
運転免許証は普通免許以上で二輪免許では運転が不可。

バイクの様でありながらヘルメットの着用義務はない。
とは言うものの・・・。
レーシング仕様の車種は運転席がすこぶる地面に近い。
顔面の位置は地上高が7、80㎝。ダンプトラックのタイヤ半分程の高さに当たる。
カウルもあってガードされてはいるのだけれど、ほぼ露出。
車のタイヤが弾いた小石、ネジとか何やらの部品とか、そこそこに飛んで来ては直撃される。

そういうのかなりヤバい・・・だから必ずヘルメットを装着する。

以前はTPOで使い分けていたけれど、色々と事情があり今は1つに限定している。

中に、ヘルメットではないがフェイスマスクもある。
元々はサバゲーで使った顔面防護マスク。
前面に鉄錆のようにペインティングし、眉間に縫合跡の傷をデコレート。
飛石防止用にとDIYして、自分でも惚れ惚れするような出来栄えだ。
風通しも抜群、軽い!蒸れるヘルメットよりも涼しくて夏場にはとても重宝した。

デザイン上、目立ち易いのはさて置いても機能性は最高だったのだが・・・。

HLMT1.jpg HLMT4.jpg

あれは初夏、R329金武町、キャンプハンセンのメインゲート前での出来事。

丁度、横断歩道で信号が赤に変わり・・・。
たまたま道を渡ろうとしていた多分3、4歳の女の子。基地のアメリカンには違いなかった。
停止線で停まったオイラ。
そのオイラの顔を見た途端、こっちを指差しながら火が付いたように泣き喚き、いきなり道の真ん中向かって走り出した。
たちまち狼狽した母親が、英語と剣幕まくし立て、ダンプのごとく詰め寄って来た。
いきなりだ。こっちにしても飛んだ出来事。何が一体起きた???・・・。

うちの娘に何を仕掛けた! 
娘は車に轢かれそうになった。死ぬところだった!    
なんでそんなマスクを被っている!     
発狂でもしたのか!!

後でだが、彼女が発した単語を繋ぐと大体こういうことになり・・・。
もしもオイラが英語に堪能でさえあれば、こう言い返したろうと思う。

何も悪戯などしていないし、手も触れてない。 
嘘だ、信号は赤、他の車もみんな停まってた。
確かに、ハロウィンでもないのだから・・・やり過ぎは認めます。
でもそこまで言わなくてもいいんじゃない?

あの場面、このフェイスマスクが原因だと直感できるはずなんかない・・・。

しかし場所が悪い、悪すぎた。基地の真ん前だもの・・・。

御免、申し訳なかった、悪気はなかった(これくらいは英語で)と何度も言い・・・。
なぜか両手がホールドアップ状態になっていたと、これも一軒落着の後で気付いたこと。

あのボンレスハムめ!!酒席で管をまかれたような口惜しさ!!
理不尽極まりない!!
でももし、また同じ災難にでも遭おうものならと、あっさり・・・あれを機に部屋の壁飾りに変えた。

笑いたくない笑い話である。

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